7月に入り、売買のスローダウンが顕著です。要因は金利の上昇・インフレの影響・自然災害(洪水、高気温など)などで、買手にとっては少し余裕を持ちながらの家探しができる状況でした。
しかし在庫数をみていますとまだまだ売手市場です。(バランスが取れたマーケットは在庫数が4-6カ月ほど)
また今年は季節的なスローダウン(夏休み期間の7月半ば~9月半ば)を感じています。
アメリカも中間選挙を11月に控え、これからの経済・政治状況を見てから判断するという声も聞こえてきます。中位価格も対年ではまだ10%代の上昇ですが、対月を見ると少々下がりました。これはマーケットに反応した微調整で、価格の暴落に繋がるものではないと分析できます。
(記事執筆・資料提供:マーク北林 氏・NAR&NWMLS)
〈2022年7月:全米住宅販売予想数〉
〈2022年7月 シアトル キング郡のデータ〉
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