フロリダ州南部では、毎年6月から10月までハリケーンシーズンに入ります。ハリケーン上陸の可能性があるのは8月か9月ですが、この間に大西洋でハリケーンが発生する可能性が高くフロリダ半島、メキシコ湾近郊を通過する傾向があるので注意が必要です。近年世界的に問題となっている地球の温暖化に伴い海面が上昇しているので、ハリケーンによる被害がさらに心配されています。去年のハリケーン"イルマ”の映像は、まだ記憶に新しいかと思います。マイアミ周辺の平均海抜は、わずか6フィート(1.8メートル)で、今世紀末には6フィートを越える海面上昇が見込まれているのであらゆる対策プロジェクトがすでに始まっています。マイアミビーチでは道路に排水モーターを埋め込む工事が進んでおり、海抜ゼロとなっても浸水しないようになりました。また、一時的な豪雨にも対応できるように道路を2〜4フィート高くし排水管を新しくする工事があちこちで進んでいます。
Reported by HIRO 住田
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