春を迎え、依然として超過熱状態が続くベイエリア不動産市場

更新日:4月4日



2022 年のベイエリアの不動産市場はこれまでのところ、金利の上昇や金融市場の 激しい価格変動、困難を極める世界情勢などにはあまり影響されていないように見受けられます。

物件供給量が、買い手の強い需要にまったく追いつかないという構図は、いまだ変わっていません。


オープンハウスの混雑、複数のオファー、激しい値段の競 り合い、そして迅速な売買が、ごく普通のこととして起こっています。ですがこれは、金利の上昇や株価の下落による金融資産の目減りが、買い手の購買意欲にまったくのマイナス影響を与えていないということではありません。買い手や売り手の中には、売買を躊躇したり、計画をいったん停止して、現在起こっている状況をより良く把握しようという動きもみられます。

しかしそれも、2021 年のあいだに支配的になった高需要・ 低供給の状況を変えるにはまだ十分ではないということのようです。


一年の始まりにはよくあることですが、新規公開物件数・成約物件数は引き続き増加しています。こうした上昇傾向は春のあいだ中ずっと続くので、春期は一年の中で最も大きな売りシーズンになります。(秋季もまた大きな売りシーズンではありますが、期 間が著しく短いという特徴があります。)


このレポートでは、住宅価格・金利・不動産市場に影響を与える要因をはじめ、過去 40 年間の市場サイクルの推移などを分析し、標準的な指標を中心にレビューしていきます。

3月と4月のデータは、2022 年の市場の方向性を示すものになるでしょう。

(資料提供・文章執筆:秦晴子氏)








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