2025年6月ハワイ不動産マーケット情報
- 株式会社パシ・コム
- 2 時間前
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6月のホノルル不動産市場のデータが出て来ました。
6月の月次統計報告書によると、市場は安定と新たなチャンスを示す兆候を示しています。一戸建て住宅の売却件数は前年同月比で12%増加した一方、コンドミニアムの売却件数はほぼ横ばいで、わずか0.8%の増加に留まりました。
在庫は引き続き増加傾向にあり、特に一戸建て市場では、購入者がより幅広い価格帯で選択肢を広げられる状況となっています。全体的な販売数は2024年累計比でまだやや下回っていますが、数値は購入者の活動が回復する兆候を示しています。
6月月次統計報告書の主なポイントは以下の通りです:
一戸建て住宅とコンドミニアムの両市場で、前年比でそれぞれ31.9%と47.0%増加した活発な物件数が確認されました。6月末時点の一戸建て住宅の活発な物件数は861件、コンドミニアムは2,542件でした。
一戸建て住宅の中央値販売価格は前年同期比で名目上の変化を示し、$1,120,000(約1億6,110万円)から$1,125,000(約1億6,180万円)へ0.4%上昇しました。一方、コンドミニアムの中央値販売価格は前年同期比で3.8%下落し、$530,000(約7,620万円)から$510,000(約7,330万円)となりました。
市場滞在日数の中央値は、一戸建て住宅が24日、コンドミニアムが40日でした。
「一戸建て住宅の在庫は徐々に増加しており、購入者にとってより多くの機会と選択肢が生まれています」と、ホノルル不動産協会(Honolulu Board of REALTORS®)の会長トレバー・ベン氏は述べました。 「市場に回復の兆候が見え始めていますが、全体的な販売動向は依然として慎重な姿勢を示しており、特にコンドミニアム市場ではその傾向が顕著です。この複雑な市場において、多くの買い手と売り手は、REALTORS®のような信頼できる専門家を活用し、データを分析し、適切な判断を下すことが必要となるでしょう」
(資料提供・執筆協力:武田麻美氏 / 執筆協力:パシ・コム グローバル)
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